桜肉の文化

馬シルエット ●なぜ馬肉は「桜肉」と呼ばれるの?
 馬肉は別名「桜肉(さくら肉)」とも呼ばれますが、この由来には諸説あります。
馬刺し肉をカットして空気に触れた時にきれいなさくら色になるから、という説がひとつ。そして桜の咲くころ、4月から5月にかけてが一番おいしいからという説。つまり夏の青草ばかりを食べた馬の肉は水っぽくてうまみがなく、逆に冬の間干し草や殻類を沢山食べ、肥えて脂がのった肉は美味しい!・・という事です。また江戸時代の童謡に「咲いた桜になぜ駒つなぐ」というのがあり、そこからきているという説もあります。
猪を「牡丹」、鹿を「紅葉」と呼ぶ様に、動物の肉を隠語で呼ぶのは馬だけではありません。このような呼び方をする事自体にも訳が有り、これは実は江戸時代は仏教の影響で殺生には厳しく、獣肉を公に食べる事ができなかったからなのです。
●コーネ、ふたえごってどの部分?
「コーネ」というのはタテガミの生えている部分です。コーネ刺しは、いわゆる脂身ですが、牛・豚とは違って馬の脂身は口中に含むと、みるみるとろけだします。馬の脂は人間の体温で溶けていき、独特の歯ごたえと甘みが特徴です。
「ふたえご」というのは三枚肉と言うように、脂、肉、脂と三段になっています。馬肉の赤身と馬コーネとがミックスしていて 甘味にウマミが合って、歯ごたえがあり、固めの「コリコリ」感を味わうお肉です。
桜
●馬肉は健康食品!?
馬肉は低カロリー高タンパク食品として近年注目されています。また鉄分やグリコーゲンが多く含まれているので貧血や肝臓の機能の増強にも効果的です。必須アミノ酸を非常に効率よく含む馬肉はすぐれた健康食品なのです。